IELTSアカデミック リスニングの注意点 10 セクション4の注意点

TOEFLとIELTSの違いを知って、試験に役立てよう!

IELTSリスニングの注意点、今回からセクション4に入ります。順番としてセクション4はIELTSリスニングの最後にあたります。最も難しいと主張する人が多いようですが、果たしてその通りでしょうか。特徴を知った上で対策を立てましょう。

 

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IELTSリスニング - セクション4の形式

セクション4は全部で10問です。
出題形式としては、記述式問題が入っていることが多いです。
記述式といっても他のセクション同様、2語前後の単語を書くだけです。文を書くことはありません。

語数の指定は次のように明確な指示があるので、間違えないよう気を付けましょう。

 

Write NO MORE THAN TWO WORDS for each answer.
(答えはそれぞれ2語以下で書け)

 

Write NO MORE THAN ONE WORD AND/OR A NUMBER for each answer.
(答えはそれぞれ1語、または数字1つ、または1語と数字1つ、で書け)

 

数字の数え方ですが、20でひとつの数字、2000でもひとつと数えます。

 

IELTSリスニング - セクション4は素直に聞いて解けばよい

IELTSリスニングの各セクションのうち、セクション1は比較的簡単だと言えるでしょう。
セクション2は図表を見ながら英文を聞いて答えを選ばなければなりません。

セクション3は複数の話者によるディスカッションで、情報が錯綜する可能性があります。
セクション4は、ひとりの話者による講義や講演が出題されることが多く、話が一貫しているため、余計なことに気を遣わずに素直に聞いていれば理解できるはずです。

紛らわしい情報が入っていることもあれば、本文と設問で同じ単語を使わず言い換えをしている場合もありますが、それは他のセクションと同じです。

 

IELTSリスニング - セクション4は内容が学術的

セクション4が難しいという人は、内容が学術的であることを理由に挙げています。

ということは、たとえ英語圏で生活したことがあったとしても、学術的な英語に触れたことがなければ難しく感じるということです。

逆に、海外に行ったことがなくても、普段から論文などを読んでいる人にとっては、他のセクションより解きやすいということもあるでしょう。ちょっと練習すれば得点源となる可能性もあります。

セクション4のこのような傾向を知った上で、対策していきましょう。

 

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

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