MITSUMI ENGLISH CAMPセブミツミを見学、グローバル企業の実際とは?
グローバル化している
日本企業の現状って!?
今野咲彩さん 秋田大学 理工学部 1年
英語レベル 【留学前】TOEIC受験結果 630点
留学先の学校 QQ Englishシーフロント校/スタンダードプラン
企業努力により便利な暮らしの恩恵を受けていることを知った工場見学
セブミツミさんの従業員のことがとても印象に残っています。まず、意外だったのが従業員19,000人のうち、16,000人が女性であるということ。
そのおもな理由は、女性の方が手先が器用な傾向があって、小さな部品を取り扱うこの工場には向いているからだそうです。
このセブミツミさんの工場がセブにある理由のひとつは、セブの平均年齢が23歳ととても若いこと。セブでは日本と違う人口ピラミッドを形成しているからだということが分かりました。
この他に印象的だったのは、セブミツミさんが奨学金を出して、優秀な生徒を大学へ進学させるというプログラムを行っているということでした。
そしてその奨学生は大学卒業後に、セブミツミに就職するものです。このようにしっかり現地の雇用を支えるのはとてもいい制度だと思いました。
広い工場の中には、従業員が買い物ができる場所があったり、救急車が工場の敷地内に常備されているそうです。体調不良で倒れて救急車で運ばれるようなケースに備えているそうです。
セブではまだ週休2日という労働基準法はなく、土曜日も働くのが一般的なのだそうです。セブの人はよく働くと、セブミツミの方も説明してくださいました。
たくさんの従業員の方々が正確にきちんと品質管理してくださっているお陰で、私たちは今や生活に欠かせない、スマートフォンのカメラをはじめとした、さまざまな電気製品を使うことができるのだと実感しました。
実際に作っている現場を見ることができたのは、本当に貴重な経験となりました。
今井涼さん 芝浦工業大学 デザイン工学部3年
英語レベル TOEIC IP 400点(2016年8月)
留学先の学校 QQ Englishシーフロント校/スタンダードプラン
日本企業の海外に対するCSR活動に関心を持つことができた工場見学
今回のメインイベントであるミツミ電機さんのセブミツミを訪問させていただきました。
工場見学は10年振りぐらいで、当日はかなりワクワクしていました。私は大学で機械工学について学んでいて、工作機で部品を作るミツミ電機さんについてよく知りたいと思っていたためです。
まず初めに工場の概要や従業員数、主な生産品について説明を受けました。従業員数はなんと19,000人。男女比率は1:9だそうです。生産ラインのオペレーターに女性を起用し、エンジニアはほとんどが男性とのこと。
この工場では携帯電話のカメラ部分に使われているフォーカス機能の部品をメイン生産品としていて、中国に9割ほど輸出しているそうです。
また、停電の多いセブの環境に対応するために自家発電施設を有しています。
私が今回質問した内容は、「ミツミ電機のCSR活動」についてでした。
日系企業が海外に工場を持つことは、その国の雇用創出につながりますが、それ以外にもセブに何をもたらしているのかを聞いてみました。
回答として、まず、雇用の創出、そして税金を納めているということを説明していただき、工場内にコミニティーエリアやレクリエーションエリアに設けたこと。そして、献血活動。学校を建設し、教育を生み出すということでした。
グローバル企業としてのセブミツミさんの社会貢献活動は、フィリピンという国に、セブ島に大きく貢献しているのだと感じました。
ミツミ電機を知ろう