知らずにオネエ言葉を使ってるかも!?
覚えておきたい英語の女言葉
米で語尾を上げるアップトークが流行中!!
構成・文/山川俊行(編集部)
現在、全米の若い男性の間で、南カリフォルニアの女性の方言“アップトーク”が流行しているそうです。“アップトーク”とは、「どうしてそう思ったの?」「何となく〜(↑)」のような平叙文で語尾を上げるしゃべり方。「自信のなさの表れ」や、「ロサンゼルスを舞台にした映画やドラマの影響」など、流行の原因は諸説あるようですが、「そんな話し方をするのは女々しい男だけ」「頭が悪そうに聞こえる」など、あまり良い印象は持たれていない様子。
英語圏では一般的に、こうしたイントネーションの上げ下げで、しゃべり方が男っぽいか女っぽいか判断されることが多いのですが、この他にも、男言葉、女言葉といった性別特有の言い回しがあります。『知らずに女言葉を使い続けてしまっていたがために、あらぬ誤解を生んでしまった』なんてことを避けるためにも、特に男性は是非とも覚えておきたい知識ですよね。そこで今回は、男性が知っておくべき英語の女言葉にフォーカス! 男女別の表現の違いをしっかり身につけましょう!
◎女言葉って何?
「今日は寒い」という気持ちを言葉で表すとき、日本語では、♀「今日は冷えるわね」、♂「今日は寒いな」のように、女性と男性では言い回しが違いますよね。こうした違いが見られるのは英語も同様で、アメリカ英語では、強調の「so」や、「lovely」、「wonderful」などの形容詞、「Oh dear!」、「What〜!」、「How〜!」などの感嘆詞、「isn’t it?」、「don’t you?」などの付加疑問詞を多用すると女性的な印象に。
もし、「Oh dear! What a lovely cat, isn’t it?(あらまあ! なんてカワイイ子猫ちゃんだこと! そう思うでしょ?)」なんて言葉を男性が使えば、確実にゲイと思われちゃいます……。
続いて、女言葉を盛り込んだ例文をカテゴリ別にご紹介! 男言葉とのニュアンスの違いを比較するため、文章の意味と同義と男言葉の例文もピックアップしました!
◎ほめ言葉(「sweet」、「marvelous」、「lovely」)
♀You are so sweet.「あなたって優しいのね」
♂You are very nice.「君って優しいんだね」
♀I had a marvelous time. 「素敵なひとときだったわ」
♂I had a great time.「素敵なひとときだったね」
♀You have a lovely room.「カワイイお部屋ね」
♂You have a nice room.「良い部屋だね」
◎強調の「so」
♀Thank you so much.「どうもありがとね」
♂Thank you very much. 「どうもありがとう」
♀You are so cute.「あなたってカワイイわね」
♂You are totally cute.「君ってすごくカワイイね」
◎リアクション(「goodness」「What〜!」「How〜!」)
♀Oh my goodness.「あらまあ、なんてことかしら!」
♂Oh my god.「マジかよ!」
♀What a wonderful day!「なんて良い天気なのかしら!」
♂That’s a beautiful day!「良い天気だね!」
♀How kind!「まあ、なんて優しいの!」
♂That’s kind of you!「親切にありがとう!」
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