毎日Eトレ!【198】ネイティブが言う
「思いつかないな~」の英語フレーズ
日本人には違和感大!
でも使うならこっち!!
人に何か聞かれて「あ~、何だったけな~」というように、少し考えても思いつかない時や思い出せない時って結構ありますよね。今回のテーマは、考えても思いつかない時に使える、ネイティブがよく使う表現です。いくつかフレーズがあるので見ていきましょう。
Not that I can think of
考える限りはない(分からない)
Not that I know of
知る限りない(知らない)
Not that I am aware of
気付いた限りない(気がつかない)
Not that I can remember
覚えている限りない(覚えていない)
解説
今回紹介している表現は全てNotとそれ以降のthat I can think of~の2文に分けられます。
通常、このような表現を組み立てる場合は、I can not think of anything.「何も思いつかない」という文法になりますよね。Notが一番先に来るこの表現は文法的に少し違和感があるかもしれませんが、ネイティブも使う少しスラング的な表現のフレーズなのです。
▶Not that I can think of 考える限りはない(分からない)
A : Is there any better idea?
何かもっと良いアイデアないかな?
B : Not that I can think of.
考える限りないね
▶Not that I know of 知る限りない(知らない)
A : Do you know any of these movies?
この映画の中で知ってるのある?
B : Not that I know of.
知ってるのはないね~
▶Not that I am aware of 気づいた限りない(気がつかない)
A : Did you know that she was wearing an engagement ring?
彼女が婚約指輪してるの知ってた?
B : Not that I was aware of.
気がつかなかったな
▶Not that I can remember 覚えている限りない(覚えていない)
A : How many students were there in our school? Do you remember?
私たちの学校って何人生徒いたっけ? 覚えてる?
B : Not that I can remember.
覚えてないな~
とりあえずNot that Iとひとつのフレーズとしてくくって覚えて、後はknow ofやthink ofと続けてみましょう。
ライタープロフィール●Cinnamon Roll
高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。