毎日Eトレ!【140】コーヒーチェーン
店で覚えておきたい注文の英語フレーズ
~抜き、牛乳の代わりに豆乳、
~多め…無敵のレジ前フレーズ!
海外旅行では必ずと言っていいほどお世話になるのが、日本にもあるチェーン店のカフェ。ところがここでのオーダーは案外苦戦する人が多いのも事実。働いている人自体がネイティブでなかったり、若者英語が聞き取れなかったり。写真やメニュー表を指さすのではなく、自分的にカスタマイズしたいなどもありますよね。また、店員さんと気持ちよく会話したい! そんなカフェでの英語フレーズを紹介します。
extra~ ~追加で
without ~ ~抜きで
解説
日本のように「コーヒー」というメニューはほとんどなくて、espresso, americano, lateなどミルクがあるかないか、コーヒーの濃さなどで名称も分かれます。またサイズを先に言うと店側もカップなどの準備がしやすくなるので、親切なお客さんになります。よくこういったオーダーのシーンで、 A cup of tea.「紅茶一杯」のように自分の欲しいものを言うだけの表現がありますが、これだと聞く側にはぶっきらぼうに聞こえることもあります。I would like( I’d like)やMay I haveのような表現をつけるだけで、丁寧な感じのよいお客さんになります。
カスタマイズしたい時は基本的にはextra~「追加の」や、please add~on it「~をこれに加えてください」と言った表現が使えます。
I’d like to have a small size late with extra milk.
スモールサイズのラテをミルク多めでお願いします
May I have a small size late with extra milk on it?
スモールサイズのラテをミルク多めで作ってもらえます?
他にもラテのミルクを豆乳に変えたい時には、instead 「代わりに」を使って、Could you make it with soy-milk instead?「代わりに豆乳で作ってもらうことはできますか?」などと言うことができます。Could you~「~していただけますか」という表現を加えてみると丁寧でいいかもしれません。
何かを「抜いて欲しい」時には、without ~「~抜きで」を使って次のように言ってみましょう。
Banana Frappuccino without chocolate chips, please.
バナナフラペチーノをチョコチップ抜きでお願いします
この他にお店で使える便利な表現をご紹介します。パンやお惣菜などの食事を温めて欲しい時は下の表現を使うことができます。
Can you microwave it?
(レンジで)温めてもらえますか?
➡microwave「電子レンジ」をheat「温める」や電子レンジで「温める」時のスラング nukeなどと言い換えることができます
Can you reheat it?
温め直してもらえますか?
➡reheat「再加熱」の意味
Can you toast it?
トースターで温めてもらえますか?
➡動詞でtoastはパンなどを「焼く」「あぶる」という意味です
ライタープロフィール●M.K
小中時代をアメリカ、ワシントンの現地校で過ごす。帰国後ICU高校入学、都立大人文学部、途中オーストラリアのマッコリー大学へ交換留学。現地での専攻は英語科教授法、多文化多言語教育。10年間働き、大学院修士課程卒業。現在は応用言語学、モチベーションの研究に携わっている。