英語のお助けフレーズ &マメ知識〈3〉
~トラブル編~
はじめての海外旅行でもテンパらない!
構成・文/和田鈴香(編集部)
英語が話せないばかりに、海外旅行中に不便な思いをしたり、現地の人とうまくコミュニケーションがとれず、悔しい思いをしたことがある人は多いはずです。帰って来てから「英語が話せれば、もっと楽しい思い出が作れたのに!」なんて思っても、あとの祭り……。だからと言って、旅行を目前にして、すぐに英会話力をアップさせるのはなかなか大変です。そこでこの連載では、海外へ旅立つ前にこれだけは知っておきたい、英語のお助けフレーズと、旅を快適にするマメ知識をご紹介します!
★今回はトラブル時に使える英語のお助けフレーズ&役立つマメ知識をピックアップ!
何事もなく楽しい旅ができることが一番ですが、いつどんなトラブルに巻き込まれるかはわかりません。特に日本人は、お金を持っていて騙しやすいというイメージを持たれ、ターゲットにされがちです。万が一の時のために、助けを求めるフレーズは言えるようにしておきたいですね!
まずは、困っていることを相手に伝えるためのフレーズで、周囲に助けを求めましょう。 “I’m in trouble now.”(今、困っています)と言うと、相談に乗ってもらえるはず。事件や事故に巻き込まれ、とにかく誰かの助けを借りたい時は “Please help me!”(助けてください!)と声に出しましょう!
しつこくされた!
日本人の押しに弱い性格につけこまれて、買うつもりのない商品をしつこく売りつけられたり、しつこく言い寄られたりするトラブルは海外旅行中にありがちです。あいまいな態度をとらずに “No, thank you.”(結構です)と意思表示しましょう。相手がなかなか引き下がらない時は、“I’m not interested.”(興味ありません)や “I never want it.”(絶対に要りません)と強めに断ってみてくださいね。本当にうんざりした時は “Never!”(イヤです!)と語気を強めに言いましょう!
スリ・ひったくりに遭った!
「海外旅行中にサイフやパスポートを盗まれた!」なんて、よく聞きますよね。時にはカバンを丸ごと持って行かれてしまうことも……。もし盗んだ犯人がまだ近くにいる時は、“Help! He is a thief!”(助けて!その人は泥棒です!)と周囲に知らせましょう。“Somebody, catch him!”(誰か彼を捕まえて!)と協力を仰ぐのも効果的です。
おしゃれなファッションで旅行を楽しみたいのが女心ですが、一目で旅行者とわかるような目立つ格好では、スリに狙われる危険性も高まります。やたらとブランド品を身につけるのは、控えめにしたほうが良いかも。
忘れものしちゃった!
ホテルで起こりやすいのが、部屋に鍵を忘れて出てしまうというトラブル。そんな時は、フロントで “I left my key in my room.”(部屋に鍵を忘れてしまいました)というフレーズを使いましょう。忘れてきた場所がわからない場合は、“I forgot my key.”の表現を使います。なくしてしまった時は、“I lost my key.”です。
体調が悪くなった!
旅行中に、突然の体調不良! そんな時は “Could you please get me a doctor?”(お医者さんを呼んでもらえますか?)と頼みましょう。
アメリカでは医療費がとても高額になる場合があるので、あらかじめ海外旅行保険へ加入しておくのもオススメですよ。
いかがでしたか? 海外がすごく危険なわけではありませんが、諸外国と比べて、やっぱり日本は特別平和です。「私は大丈夫!」なんて過信せずに、トラブル対策もしっかりしておいて損はないですよ。
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