ロンドンの夏の風物詩!
クラシック音楽の祭典Proms
ARI from London
Hiya B!
今ちょうどロンドンではクラシック音楽の祭典「Proms(プロムス)」が開催中だよ!
「Proms(プロムス)」って言うのは、7月の中旬から9月の中旬まで8週間に渡って行われる世界最大のクラシック音楽の祭典で、国を挙げて行われるイベントって言われるぐらい夏には欠かせないイベントなんだ!
「チケットが安ければよりクラシック音楽に親しみやすいのではないか」
というコンセプトが元になってるから、普段ドレスコードがあったりして敷居が高いなって思ってしまうクラシックコンサートとかオペラのコンサートも、Promsは子供から大人まで、私のようにクラシック音楽初心者でも気軽に純粋にクラシック音楽を楽める素晴らしい機会なんだよね。
開催中何度も公演に足を運ぶProms上級者は「Prommer(プロマー)」って呼ばれていて、全演目を見るって人もいるんだって!
古典の演目ももちろんあるけど、新しい音楽との共演も毎年行われていて、アカペラグループやゴスペルグループとオーケストラの共演とか、ポップシンガーソングライターとオペラ歌手の共演とか、クラシック音楽がとっつきにくいっていう人はこういう演目を狙って行くのも楽しいかもしれないね。
私は去年好きなシンガーソングライターが出演していた日に公演を聴きに行ったけど、オーケストラとオペラ歌手との共演で今まで見たライブとはひと味違うアレンジでの演奏を聴けて大満足。その他にもJazzがフィーチャーされた演目とか、映画音楽をフィーチャーした演目があったりプログラムを見てどれに行こうかなって悩むのもなかなか楽しいよ。
演目の選び方は他にもいろいろあって・・・
-指揮者で選ぶ
-ソリストで選ぶ
-作曲家から選ぶ
-曲目から選ぶ
私は今年もどの演目を見に行くか迷って、バッハの演目を選んで行ってきたよ!
そして、Proms最後夜はHyde Parkの巨大スクリーンで中継があって、Royal Albert HallもHydeParkでもすごい盛り上がり!
イギリス国旗はもちろん、各国の国旗が振られて、イギリス人にとって愛国的な曲である「ルール・ブリタニア」やエドワード・エルガーの「威風堂々」第一番などが演奏されて8週間に及ぶイベントに相応しいフィナーレが飾られるんだ!
ロンドンの夏の風物詩PromsをBにも是非一度体験してみて欲しいな!
灰谷 あり
小学生の頃、アルファベットを習いたてで英語の「え」の字も知らないのに海外文通を始め、他の国の人達とコミュニケーションが取れることに感動を覚え、中学生の頃にUKロックにハマる。
専門学校卒業後、憧れのロンドンに1年間語学留学へ。日本帰国後は英会話や貿易の仕事に従事。2009年にロンドンへ移住し、現在はロンドンの端っこで目標にしていた仕事をしながら、新たなロンドン発見に勤しんでいます。
Grapefruit Moonというブログではロンドン生活のこと、時々ヨーロッパ旅行やイギリス国内の旅行記を綴っています。
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