「色の白いは七難隠す」英語では?
美容にまつわる英会話レッスン
YUMI先生のBEAUTY ENGLISH LESSON!
少しずつ春の気配を感じるこの季節。トレンドに敏感なみなさんは、ひと足早く春メイクに切り替えている頃? ピンクやベージュ系のふんわりカラーがトレンドの春メイクに欠かせないのが、肌の透明感。「色の白いは七難隠す」ということわざがあるように、春の柔らかな光に溶け込むような白肌は、いつの時代も日本人女子たちの憧れです。
ところで、海外にも“美しい肌”を表現する言葉が多数存在するのを知っていますか? そこで今回は、美肌にまつわることわざや、海外で使える美容用語について『ENGLISH SALON TOKYO』英語講師のYUMI美先生が解説。日本と海外の言葉のニュアンスの違いにも触れながらご紹介します。
Lesson1
ことわざから紐解く、日本と海外の美肌意識
■日本語の美肌ことわざ
「色の白いは七難隠す」
肌が白ければ、多少の欠点があっても美しく見えるということ
英語ではこう言うと伝わります
➡White skin hides even the seven faults.
「米の飯と女は白いほど良い」
お米と女性の肌は白い方が魅力的であるということ
英語ではこう言うと伝わります
➡Rice and women are better if they are white.
「卵に目鼻」
まるで剥き卵に目と鼻をつけたように、色が白くつるんとした肌のこと
英語ではこう言うと伝わります
➡Her skin is so smooth it’s like putting eyes and a nose on an egg.
■英語の美肌フレーズ
「Pale and pretty as the moon」
日本語にするならこんな意味
➡月のように青白くて美しい
「Skin white as snow, hair black as night」
日本語にするならこんな意味
➡雪のように肌は白く、夜のように髪は黒い
「Beautiful skin requires commitment, not a miracle」
日本語にするならこんな意味
➡美しい肌は奇跡ではなく努力への誓いによって得られる
YUMI先生のつぶやきCOLUMN
「日本人と欧米人の美肌意識」
日本を含むアジア圏において「色白の肌」は美しさの象徴でもあります。また、東南アジアでは、美白は富裕層の女性たちの象徴でもあるため、どんなに暑くても日焼け防止のために長袖のパンツスタイルを徹底しているのだとか。日焼け防止を徹底しているアジア圏の女性とは対照的に、欧米人は元々肌が白いため、日焼け後のシミやシワ対策に力を入れているようです。欧米人にとっての「美肌」とは、透明感のある肌や、ハリがあって色が均一なバランスの取れた肌。なので、美白は「ホワイトニング」よりも「ブライトニング」に近い感覚なのでしょうね。
次は▶▶▶「ブライトニング」と「ホワイトニング」の違いって分かる?
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